工芸帯地 洛風林 九寸名古屋帯「スキタイ馬具文」白 2024_18
素材：絹
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スキタイ族
紀元前9世紀から紀元前1世紀までの間に存在した遊牧騎馬民族。
古代の中央アジアで強大な力を持ち、広範囲で遊牧していたそうです。
スキタイの文化は金製品や馬具などの美しく洗練された工芸品。
古代の職人さんの技術には本当に驚かされます。
またギリシャ、ペルシャ、インド、中国を結ぶ貿易網であるシルクロードで
重要な役割を果たし、これらの文明の繁栄に貢献したとされるそうです。
話が逸れました。
この帯の紋様はどうやら、そのスキタイが所有する砥石を入れる（被せる？）金製の筒状のものに施された
美しい装飾がモチーフになっているようです。
動物のモチーフがよく見られますので、こちらもそうでしょうか。
想像が広がり、興味がそそられる愉しい帯です。
地色は合わせやすい柔らかいアイボリで
紬の色が使われていて風合いも良いです。
そして紋様の色がとても洒落ています。
濃い紫、水色、黄色に小さく、ピンク、緑、赤茶。
帯締め、帯揚げのお色でも印象が変わりそうです。
織の着物や小紋などにも合わせていただけます！
